e-trace 時間・周波数の遠隔校正の導入について

マイクロ・パワー研究所 / RF会議室では、周波数標準器の精度管理にGPS衛星を利用した遠隔校正システム( e-trace )を導入しました。
RF会議室では、10MHzおよび1PPSの標準周波数の供給を予定しています。
RF会議室会員(  紹介による会員制 )は、セルフサービスによる校正が行えます。
※現在、国内で約60ヶ所に設置されており、販売店での導入は国内初です。 


周波数遠隔校正( GPS衛星を利用したコモンビュー法 )とは?

校正の対象とする周波数標準器をGPS信号を仲介する測定法で、既知の周波数標準器との周波数偏差を求めるものです。
Freqtime社 FT-001S   周波数遠隔校正用受信機で生成された10MHzと国立研究開発法人 産業技術総合研究所にある周波数国家標準器( UTC / NMIJ )に位相同期した
-13乗 〜 -14乗の高安定な10MHz基準信号を供給します。
市販されているGPS周波数標準器は、GPS衛星に搭載された周波数標準器の性能に左右されます。

従来のように、校正のために被校正器を移動・運搬する必要が無く、電源のオン / オフや環境変化・長期変動等の影響が低減し、
高精度な周波数管理が可能となりました。   
国立研究開発法人 産業技術総合研究所による校正証明書の発行サービスも受けられます。
供給可能な信号:10MHz  および 1PPS 同軸ケーブルで供給できます。
※ 他の周波数は、シンセサイザにより50GHzまで可能。

当店は、2007年に産業技術総合研究所・周波数システム研究室が行った周波数遠隔校正モニタ実験に参加しました。    
第1回周波数遠隔校正モニタ実験参加サイトは、以下の通りです。
松下電器産業(株)  ローデシュワルツジャパン(株)   (株)アドバンテスト 
横河電機(株)  丸文(株)  (財)日本品質保証機構  アンリツ計測器カストマサービス(株)     マイクロ・パワー研究所

第1回実証実験の結果発表資料は、以下PDFファイルを参照してください。

GCET_2_2_1_20080131.pdf     GCET_2_2_2_20080131.pdf



2014年11月7日から12月7日までの安定度のグラフ


当店で使用している主な測定器は、以下の通りです。


初代 FT-001S


2015年2月20日より 2代目 FT-001Sに入れ替えました。 
上に載っているのはアンリツ ME7220A   76 - 77GHz 衝突防止レーダー テストシステムのディスプレイ部  本体はラックに収納
アマチュア・バンド( 77.6GHz )のダウン・コンバーターとしても使用可能

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動作状況のLCD表示パネルを追加しました。


高いビルによるマルチパスの影響があったので、アンテナ位置を変更しました。
2016年1月1日から2月17日までの安定度のグラフ 1ヶ月平均で1E-13以下になっています。

◎ Freqtime FT-001S   周波数遠隔校正専用GPS受信機    
◎ Zyfer 377B   GPS同期・周波数標準器
◎ Agilent 53131A / 53132A ユニバーサル・カウンター
◎ SRS SR625   ユニバーサル・カウンター               
◎ SRS     FS710  10MHz 7分配器
◎ 10MHz ルビジウム標準器     SRS PRS-10 および NEC Rb-2010FA
◎ Agilent 8560EC スペクトラム・アナライザ  その他325GHzまで解析可能
※ LCRメーター、スペクトラム・アナライザ、ネットワーク・アナライザを常時稼働できる環境にあり、高周波関連の測定も簡単に出来ます。   


e-trace  GPS周波数遠隔校正などで検索すると、いろんな情報が得られます。

Freqtime FT-001S   周波数遠隔校正専用GPS受信機なども取り扱っています。



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