少 し 大 き な コ イ ル を 使 っ た ゲ ル マ ニ ウ ム・ ラ ジ オ

M o d e l       G R - 2 1 3

一度は大きなコイルを使ったゲルマニウム・ラジオを作ってみたい!



考えた人は少なくないと思います。

同調コイルから製作しますが、東京ラジオデパートのゴミ置き場に捨ててあった紙管を再利用しています。
大きなコイル製作は巻き枠が手に入るかどうかにかかっています。


完 成 し ま し た !       黒と黄色を基調にしています。
コイル上部にカバーを取り付けています。
出力はハイ・インピーダンス型の物に対応
● クリスタル・イヤホン( セラミック・イヤホン )用に3.5Φジャック
ステレオ・タイプの両耳ダイナミック・ヘッドホン用に6.3Φジャック
モノラル・タイプの両耳ヘッドホンは3.5Φ/6.3Φ変換コードを併用
※ 上部のカバーを外して中にワインやウイスキーを入れておくと、強電界地区では電波の力で熟成するよと説明しています。


同 調 コ イ ル 完 成 !


紙管のサイズ 直径:213mm   長さ:195mm   厚さ:6mm
ホームセンターにはもっと大きな物があります。
その場で必要な長さにカットしてもらう方が楽です。
※豊洲ビバホーム( ホームセンター )の例  北海紙管製
 
径250mm 2m ¥2,178      径250mm 2m ¥2,838  径300mm 2m ¥3,718   カットは1ヶ所¥500
   2mサイズの買い取りになるので、1本だけなら加工済みの物を通販で探す事になります。
   塩ビ管でもOKですが、価格と重さは倍以上になります。

全体にクリア・ラッカーを噴霧しました。
塗装前に表面をペーパー掛けしなかったので、ムラが多い!

コイルの線材は同調コイルに太めのリッツ線、アンテナ側と検波側は0.75mm-UEW線を採用。

アンテナ側コイル:UEW線 0.75mm    1巻目から1巻毎にタップ  7箇所

同調コイル:リッツ線 0.04mm 660本     外径:1.8mm  
                                  
340PFポリ・バリコンの使用を想定して30回巻

検波側コイル:UEW線 0.75mm   2巻目から3、5、7、8、9、11巻目にタップ
  7箇所

※タップ位置は使用するアンテナによって変わるので、人に聞いても役に立たない。
 タップ位置は自分で試行錯誤して決めないと最適状態にはならない。

コイルは横置きを予定していたが強度面で不安があったので、縦置きに変更。
底面の3箇所を4mmネジで固定。 



検波部と出力トランス

ダイオードは左から 東芝 1N60   ロシア製 D2B    ロシア製 D311   トランスはST-30相当品( 12.5kΩ : 50kΩ )



● 操作パネル( 3mm厚のアクリル板を加工 クロームイエロー )
  ダイオード切換は、左からD311  D2B  1N60
  空中線整合、検波巻線のスイッチは良い感じで切り替わります。
      つまみも大きくて扱いやすいです。


アンテナ端子( 2mm厚のアクリル板を加工 )
底板( 5mm厚の黒アクリル板を加工 )に部品を載せてネジ留め


聴くためには ハイ・インピーダンス型の、イヤホン レシーバー スピーカーが 必要です。

鉱石ラジオ ゲルマニウム・ラジオ 無電源ラジオは音が良くないと言う人がいますが、これらを一度使うと分かるでしょう。
マッチング・トランスは必須条件です。 ※最低でもST-30( 12.5kΩ:50kΩ )か相当品が必要です。


     
● 左:本物のクリスタル・イヤホン と 右:セラミック・イヤホン


イヤホンはコイル横に引っかけます。


● 50年前のデッドストック マグネチック・レシーバー    ¥12,000で販売中 1台のみ
     WM.J.MURDOCK社製  MC-162   マグネチック・レシーバー
    コイル抵抗:3.1kΩ Neutrik製プラグに変更済み    錆も変色もありません。 音量も良好です。

  

  
革も製造当時と変わっていない・・変色無し


  
50年前のデッドストック ダイナミック・レシーバー SONY DR-1C     SONY最初のヘッドホン 非売品
  何年か前にSONY社長がマスコミ発表の時に、このDR-1C ヘッドホンを着けて登場しました。
   
  
錆もコードの変色もありません。   探検日に時々持って行きます。



● ハイ・インピーダンス型ホーン・スピーカー    この赤色は8Ωバージョン
     TOA製の5W/10kΩタイプなど数本有ります。

● TOA製などのハイ・インピーダンス型スピーカー
  8Ωのスピーカーとマッチング・トランスを組み合わせたタイプ

実際の使用感
NHK第1 NHK第2 AFN TBS 文化放送は良く聞こえますが、ニッポン放送とラジオ日本は入りづらく屋上にアンテナを
追加しようと思いつつ数年が経過しています。
使用するアンテナ( +アース )に合わせアンテナ側のタップを7ヶ所切り換えにしましたが、12接点のスイッチを使って広範囲に
する方が良いかも分かりません。
※今回使用したスイッチで同じデザインの物は7接点までしかなく、7ヶ所切り換えに。
検波側のタップも交互に切り換える事で局間の被りがほとんど感じられません。
被りが気になればアンテナ側にカプラーなどを入れて複同調化すれば解決します。

追加 複同調機能


180 X 10mmフェライトを4本使用した同調型カプラー



同調コイルに近接配置して選択度を高めます。



部品表


紙管( ボイド管 )
リッツ線 0.04 X 660本 約22m
0.75mm UEW線 約11m   
ポリ・バリコン 340PF + 45Φつまみ
※ポリ・バリコンが260PFの場合はリッツ線を25mにして4回巻き足す方が良いかも。

平ラグ 6P
ST-30相当トランス ( 12.5kΩ:50kΩ )
100PFコンデンサ
ゲルマニウム・ダイオード   1N60    D2B   D311

1P7T ロータリー・スイッチ 2個
100kΩ ボリューム + つまみ
3.5Φ 6.3Φ ジャック


アクリル板  底板:黒 250 X 330mm 5mm厚     操作パネル:黄 250 X 70mm 2mm厚
コイル部分のフタ アクリル板:白 211mm 2mm厚
ネジ 配線材 ゴム足 紙管固定金具など


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