ハンディ受信機用 中波帯 / 短波帯バー・アンテナ
(
この製品は、受信専用です。 信号発生器に接続する場合は10mW以内でご使用ください。) 

2014年 4月 1日より販売を開始します。


500kHz から10MHz程度までの同調型バー・アンテナを受注製作し ています。
秋葉原店に製作サンプル品を用意しています。
  

製 作 例


他 で は 真 似 の 出 来 な い 高 Q 値 バ ー ・ ア ン テ ナ を 採 用 し ま し た !
こ れ ほ ど 高 Q 値 の バ ー ・ ア ン テ ナ が あ り ま し た か ?
当店では、1本毎に手巻きで製作後にQ値を実測しています。

中波帯で一般的なバー・アンテナと比較して、2倍から3倍程度の高いQ値が実現しました。
高いQ値により、鋭いピーク点が得られます。 
周波数が高くなってもQ値は下がるどころか、上がっています。
その為、高域でも効率の良い受信が可能です。


高 Q 値 バ ー ・ ア ン テ ナ 製 作 の ご 紹 介

特 別 製 作 品 に 付 き 、限 定 数 量 で 販 売 し ま す 。

高Q値のバー・アンテナは、中波帯から10MHz程度まで製作可能です。
低損失フェライト・ロッドに高周波特性が良好なリッツ線を巻き、高Q値を実現しています。



Aタイプ

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  Aタイプに使用しているバー・アンテナのQ値実測の一例

100mm X 10mmのフェライト・ロッドを使用し、520 - 4400kHz程度をカバーします。
ストラップを取り付けられます。 納期:3日程度 ¥11,000
出力コネクターは、BNCオス または BNCメスです。
ケースの大きさ:45 X 65 X 25mm
備考:ケースが一回り小さい為、フェライト・ロッドの収納パイプも細くなります。
Aタイプは、0.04mm / 30本のリッツ線を使用しています。
少しでも性能を重視する場合は、Bタイプ または Cタイプをお勧めします。


Bタイプ
100mm X 10mmのフェライト・ロッドを使用し、540 - 4850kHzをカバーします。
ストラップを取り付けられます。 納期:3日程度 ¥11,000
出力コネクターは、BNCオス または BNCメスです。
ケースの大きさ:50 X 75 X 30mm
Bタイプは、0.04mm / 100本のリッツ線を使用しています。

 
Cタイプ

200mm X 10mmのフェライト・ロッドを使用し、520 - 4000kHzをカバーします。
ストラップを取り付けられます。 納期:3日程度 ¥13,000
出力コネクターは、BNCオス または BNCメスです。
ケースの大きさ:50 X 75 X 30mm
Cタイプは、0.04mm / 100本のリッツ線を使用しています。


Dタイプ

200mm X 10mmのフェライト・ロッドを使用し、2.3 - 15MHzをカバーします。
ストラップを取り付けられます。 納期:3日程度 ¥13,000
出力コネクターは、BNCオス または BNCメスです。
Dタイプは、0.04mm / 100本のリッツ線を使用しています。


製作を依頼される際は、以下の点をお知らせください。


出来るだけご希望の周波数帯域に沿う様に製作しますが、あまりにも広すぎる範囲は出来ません。
例:520kHz - 10MHzなどはポリ・バリコン1つではカバーしません。
コイルの巻数も大きく変わってくる為、中波帯/短波帯を分けた方が好結果となります。

最初に最低周波数を設定してください

最低周波数に合わせてコイルを製作します。
上限周波数はポリ・バリコンの最小容量で決まりますが、ばらつきがある為に1台毎に実測しています。
上で紹介しているA - Dタイプの上限周波数は参考に留めてください。

製 作 手 順 の 一 例

最低周波数 = 500kHzとすると、同調用ポリ・バリコンが最大265PFの場合のインダクタンスは計算上382μHになります。
最小容量を5PFとすると、インダクタンスは周波数が高くなるにつれ増加傾向があるので、仮に400μHとします。
その場合の最高周波数は、計算では3.58MHzとなります。
実際にはばらつき等が出るので、上限周波数は実測しています。


Magical Stick Ace
High-Q Antenna
レベル差
550kHz
-42.32dBm
-39.2dBm
+3.12dB
1070kHz
-39.95dBm
-37.44dBm
+2.51dB
1620kHz
-41.04dBm
-37.71dBm
+3.33dB

参考:Magical Stick Ace と High-Qアンテナとの比較

いずれも200 X 10mmのフェライト・ロッドを使用しています。
信号源から同じ距離で電界強度を測定しています。
測定器:ADVANTEST R3477 SIGNAL ANALYZER
中波帯テスト・アンテナ

3dB程度と差が少ない様に思われますが、ノイズ無しでこの差は大きいと思います。
特にS/Nを重視される方は、お分かりになると思います。


更新日 2014年 3月 8日

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