Mizuho Communications Laboratory

電 波 時 計 用 J J Y リ ピ ー タ ー
Made in Akihabara
注:このJJYリピーターは、メールで打ち合わせ後 または 秋葉原店で打ち合わせ後に製作を開始します。 
  打ち合わせをしないで秋葉原店に来店されても、当日のお渡しは出来ません。

40kHz / 60kHz - JJYは
落雷などの影響で停波する事があります。

40kHz / 60kHz - JJY送信情報は、ここで確認できます。 http://jjy.nict.go.jp/i/index.htm

東日本地区でも屋外にアンテナを設置する事で60kHzが受信できるようになります。
西日本地区で40kHzを受信したい場合も同様にご利用いただけます。
いつ停波しても安心できるように、JJYリピーターをお勧めします。
但し、設置状況や電波の伝播状況により100%確実に受信できるという保証はありません。
業務用として使用される場合は、下記メーカー製をお勧めします。
日本アンテナ(株) 電波時計向け受信システム
http://www.nippon-antenna.co.jp/product/tv/jjy_01.html

電波時計はJJY信号( 標準電波 )が受信出来れば、メンテナンス・フリーで便利な物です。
しかし鉄筋構造のビルやマンションで電波が届かないと、次第に時刻がずれていきます。
そんな時に、このJJYリピーターを使えば信号を確実に捕らえることが出来ます。
窓際 または 雨が掛からない屋外に取り付けたアンテナを、アンプに通して電波時計に中継します。
電波時計に使われているバー・アンテナとは比較にならない大きさのアンテナを使っていますから、感度は充分です。

東日本に40kHz( 福島県おおたかどや山 ) 西日本には60kHz( 福岡県はがね山 )のJJY送信所があります。
お住まいの地域により周波数を選択して下さい。
備考:このJJYリピーターは、40kHz または 60kHzの固定同調式になっています。



セットの内容画像     この他に、単三電池2本 簡単な説明書が付きます。

●画像の上がアンプ部分です。
 1石アンプを内蔵しています。
 消費電流は極めて少ないので、電池を入れっぱなしにしても半年〜1年程度は大丈夫と思います。

●画像の真ん中は・・・
 180 X 10mmのバー・アンテナを内蔵しているので、高感度に受信できます。
 パイプ両端を接着して多少の雨が掛かっても問題ありませんが、長期間にわたり屋外に設置される場合は
 軒先など直接雨が掛からない様に取り付けて下さい。
 高所に取り付ける場合は、事故防止のため落下しない様にお願いします。
 また、金属部分に取り付けるとバー・アンテナの同調周波数が変化してしまいます。
 金属以外のものに取り付けて下さい。
 また、このアンテナには指向性があり、上の画像では上下に指向性が出ますから送信所の方向に向けて下さい。
 送信所は、東日本が福島県・西日本は福岡県にあります。

●画像の下は・・・・
 電波時計に密着させる為のカプラーです。
 電波時計までコードを延ばして、カプラーを結合( 密着 )させるだけです。


 
アンテナとカプラーを接続するには・・・
取り付けは、本体側のジャックとアンテナ・プラグの色を合わせるだけです。

・・・ 実 際 に 試 し て み ま し た 。 ・・・

電波時計によっては、受信時に電波の強さを表示できる機種があります。
強制受信( マニュアル受信 )させて違いを比べてみました。
使用したカシオ製の時計は、受信中の横に5段階でレベルが表示されます。


アンテナを使わない場合


カプラーを密着させた場合


しばらくそのままにしておくと、受信中の文字が消えて右端にOKマークが出ました。
これでJJY信号と同期が取れました。


カプラーは電波時計のアンテナ・ユニット( モジュール )の近くにビニール・テープなどで固定して下さい。
時計の裏側に電池を入れる付近にアンテナがあります。
少し膨らんだ所にアンテナが収納されている機種もあります。

使用上のご注意
●バー・アンテナを落下させた場合、内部のフェライトが破損する可能性が非常に高いです。
 破損した場合はバー・アンテナとアンプ部分の再組立が必要になり、高額になります。
 落下には充分ご注意下さい。
●電池を入れる時は、アンプ回路部分に触れない様にご注意下さい。

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ご注文される場合は、以下の点をご確認下さい。
1台毎に手造り・調整しますので、下記の状況が判らない場合は製作できません。
ご注文時にお知らせ下さい。

秋葉原店に直接来店されても、その場ではお渡しできません。
後日、取りに来て頂くか、完成後に発送のどちらかになります。

1,バー・アンテナから本体までの距離は、どのくらいですか?
 
少し余裕を見込んで下さい。
 注:アンテナとケーブルを含んだ状態で同調を取っています。
   後から長さを変更されると再調整作業が必要になります。( 別途、手数料が掛かります。)

2,本体から電波時計までの距離

3,40kHz または 60kHzの選択
 お買いあげ後の周波数は、変更出来ません。

価格  ¥12,000  送料 ¥600 〜 ¥800
この価格は、アンテナから本体までの距離5m以内で、本体から電波時計まで2m以内の場合です。
ケーブルが長くなると、若干価格が上がります。
単三電池ではなく、ACアダプター仕様の場合は¥14,500 送料 ¥600 〜 ¥800になります。
※ACアダプターはノイズによる受信環境悪化を防ぐため、トランス方式のアダプターを使用しています。
納期:1台毎に手造りのため、約1週間掛かります。

自分で製作しようとするとバー・アンテナがネックになりますが、自作される方には
40kHz または 60kHzでのインダクタンスとQ値を測定したバー・アンテナ完成品も用意しています。
長さ:120mm ¥2.500  長さ:180mm ¥3,000
あとは固定コンデンサとトリマなどで同調させて、アンプで増幅するだけです。
注文時には、必ず40kHz または 60kHzを指定して下さい。


4 0 k H z / 6 0 k H z 受 信 ア ン プ を自 作 し て み よ う !
自 作 す る 為 の 製 作 ヒ ン ト

このコーナーについて、サ ポートは一切出来ません。
このコーナーで紹介している物の販売予定はありません。

簡単な 回路なので、試してください


今回は、フェライト・ロッドではなくて、ノイズ吸収用コアで代用してみました。 もちろ ん、フェライト・ロッドでも使えます。
同一メーカー、同一型番で


手元にあった同一メーカー・型番不明の物を使用。 ケースを外して13本繋いで、ばらば らにならない様にテープ留め。
外径:16mm程度で、長さは364mmあります。 コアとコアの間は接着不要です。 密着させるだけで大丈夫!

0.5mmポリウレタン線を中央部に120mm幅に巻き、実測しました。

イ ンダクタンス / mH
Q 値
40kHz
4.345mH
240
60kHz
4.345mH
210


パイプに収納、1.5D2V/5mを使用


同調回路部の考え方 

 


●インダクタンス:4.345mHで40kHz、60kHzに同調させるには、以下のキャパシタンスが必要です。
 40kHz:約3650PF    60kHz:約1610PF

●次にアンテナを屋外に出す場合、細い同軸ケーブルで接続します。
 1.5D2V( 関西通信電線 )を使用した場合、メーカー資料から1mあたり約104PFの静電容量があります。
 ケーブルの種類により違うので、必ずメーカーのホームページから
静電容量を調べるか実測します。
 例:1.5C2V( 関西通信電線 ) 69PF / 1m

● 同調部を2つのブロックに分けています。 
  同軸ケーブルを5mとした場合、104PF X 5m = 520PFの静電容量になります。
 520PFがコイルと並列に接続されるので、ケーブルの静電容量は事前に把握しておかないと後が面倒です。
 スイッチを切り替えて、40kHz / 60kHzとします。
 先に60kHz同調時のキャパシタンスを求め、スイッチ切り替えで40kHz同調時のキャパシタンスを追加します。
 Aブロックは60kHz部でC1 ( 260PFポリ・バリコン )の中央の位置を100PFとします。
 この100PFの意味は、キャパシタンスの半分ではなく回転角の半分の意 味です。
 40kHz / 60kHz同調点でポリ・バリコンのつまみの位置を同じにして、微調整を分かりやすくする為です。
 60kHzでの必要なキャパシタンスは1610PFなので、C2は1610 - 520 - 100 = 990PFになります。

 次にBブロックのSW1をONにして40kHzに同調させます。
 40kHzでの必要なキャパシタンスは3650PFなので、C3は3650 - 990 = 2660PFになります。
 
 ポリ・バリコン 260PF    中央の位置に合わせる
 C2 = 990PF   C3 = 2660PF になります。

注:この値は使用するコンデンサの誤差は考えていません。 実際は、誤差があるので微調整が必要です。
  コンデンサは温度補償タイプが良いのですが、普通の物でもOKです。
  予め使用する周波数でキャパシタンスを実測する事をお勧めします。 
  特に、損失係数( D / Q )は高い物を選別します。 低い場合は、同調特性がシャープになりません。
  また、コイルとコンデンサの容量を実測しても、実装してみると微妙にずれてしまいます。
  同調用コンデンサ( 前後の値 )を用意しておくと良いです。
  ポリ・バリコンの替わりに、トリマに置き換えてもOKです。
  上記の考え方を参考にして、アレンジしてください。

アンプ回路図 

 

2SC1815を使用した簡単な1石アンプですが、長波から中波帯まで楽々使えます。
トランジスタの入力インピーダンスは低いので、
47PFと1kΩはコイルのQ値低下防止用です。


同調用コンデンサを取り付ける前の基板    65PFトリマを使用した例


完成した画像・・受信機に接続するのでBNCコネクターにしてあります。

電源は+3 - 12Vですが、電池またはトランス式のACアダプターを使用してください。
スイッチング方式のACアダプターではノイズで使い物にならなくなります。
電流はごく僅かしか流れないので、006P / 9VとACアダプター両用にしました。
電流はほとんど流れないので、電池駆動でもかなり長く使えます。
出力は受信機に直結しますが、電波時計の受信ブースターとして使用する場合は小さなバー・アンテナで
電波時計に結合させて使います。
簡単な回路ですが、屋外にバー・アンテナを設置すれば結構使えます。


40kHz同調特性



60kHz同調特性  右端は周辺ノイズ


同 調 用 コ ン デ ン サ に つ い て

電波時計用アンテナは周辺環境ノイズの影響により、うまく時刻補正が出来ない場合があります。
そこでなるべくアンテナ部分の帯域をシャープにしたいと言う要望が出て来ます。
バー・アンテナのQ値を高くしても、併用する同調用のコンデンサにも注意を払わないと実現出来ません。
積層セラミック・コンデンサで高誘電率系の物はスイッチング電源等には最適ですが、同調回路にはQ値が低く不向きです。
温度補償用セラミックコンデンサを使いましょう。 Q値を実測しておくと安心出来ます。


参考資料 当 店所有の本格的な電波時計です。 


日本通信機 7572B 40kHz / 60kHz JJY同期受信機 ルビジウム発振器内蔵  電源投入直後
日付・時刻表示以外に、各種情報と5MHz / 10MHzのJJY信号に常時同期した安定な標準周波数が得られます。



最終更新日 2016年 2月 16日

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