アツデン製 ALA-60A AMループ・アンテナ と UZ-77BAR
/ Cタイプの比較
アツデン ALA-60A AMループ・アンテナ \10,000税別
製品情報 http://www.azden.co.jp/product/amループアンテナ-ala-60a/
ホームページ上には、旧製品であるALA-10 との性能差については何の情報も書かれていません。
一見するだけでは外観も同じなので、どこかが変更になっているのかいないのか全く分かりません。
分かっているのはALA-10が¥7,000に対し、ALA-60Aは¥10,000と言う点だけです。
同じ中波帯のプリアンプですが、この製品は非同調方式です。
非同調式、同調式それぞれ一長一短あります。
非同調式は聞きたい放送局を変更しても、アンテナ側は操作不要なので気軽に扱えます。
同調式は、その都度同調ツマミを廻して最適な受信状態にしないといけません。
面倒な分、聞きたい局の信号を強く受信する事が出来ます。
ミズホ通信研究所 UZ-77BAR/Cタイプとの比較をしました。
UZ-77BAR/Cタイプは200 X 10mmの回転式バー・アンテナで、UZ-77本体で同調を取ります。
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同じ時間帯でそれぞれ受信して感度差を比較しました。 数字の単位は、dBmです。
2013年 5月 26日 東京ラジオデパート4Fで、ローデ・シュワルツ社FSH3 スペクトラム・アナライザで測定しました。
UZ-LOCAL,DXとは、UZ-77アンプのLOCAL/DXゲイン切替スイッチを意味しています。
両方ともアンプを内蔵していますが、アンプのゲインは同一でないため参考値に留めてください。
ALA-60A と UZ-77BARでは指向性が90°ずれますが、測定時には方向を合わせています。
本来の感度測定は放送波を受信するのではなく信号発生器からのCW信号で比較しますが、今回は放送波で行っています。