J J Y -  S D R

最終更新日:2022年8月15日

40kHz / 60kHz J J Y - S D R
Simple Diode Receiver
無 電 源 40kHz/60kHz J J Y 受 信 機 部 品 セ ッ ト

主 な 使 い 途
◎JJY信号を受信したことが無い人。
◎受信報告書を提出して確認証をゲットしたい人。
◎送信所がある山にハイキングに出掛けたけれど、JJYを受信出来るラジオや受信機を持っていないから
聞く事が出来なかった人。
グループ数人で出掛けた際に、この受信機を使ってモールス符号を聞かせれば貴方の株が上がります!
※送信所見学会を行った時の内容をブログなどを紹介している例がありますが、せっかくのチャンスを活かさなければ!
難しいことを考えないで、ゲルマニウム・ラジオの基本回路で聞く事が出来るのを教えてあげる人はいませんか?

●強電界地区でのみ受信が可能な受信機ですが、40kHz/60kHz JJYを受信するのにこれ以上簡単な受信機はありません。
現地に行く機会があれば、1つ製作して持って行くのも良いかと思います。


完 成 し た 展 示 用 サ ン プ ル
※部品セットとはゲルマニウム・ダイオードと切換スイッチが異なります。
ネジ類、ゴム足、シールは含まれません。

基本になる60kHz電波時計用バー・アンテナの仕様



60kHz電波時計用バー・アンテナ   40kHzにも対応可能
長さ:100mm   径:10mm 
※市販の電波時計は50mm程度のバー・アンテナなので、高感度が期待できます。

コイル部分インダクタンス:6.916mH    Q値:約150   60kHzにおいて
同調用チップコンデンサ:1015PF   60kHzにおいて
※40kHzに対応させるには1265PFコンデンサを並列に追加接続します。 
    1265PFは固定コンデンサと半固定トリマを組み合わせると調整が容易に出来ます。
   部品セットにはコンデンサ類が含まれています。

( 1000PF + 220PF + 120PFトリマで合わせます。 )



参 考 回 路 図
※40kHz/60kHz切換の向きが間違っています。  上側が60kHz   下側が40kHzになります。
    テスターで確認しながら作業してください。



部品セットの内容 60kHzバー・アンテナ ※このページの記載内容以外の説明書などの印刷物は ありません。
1000PF/220PF/100PF/120PFトリマ/切換スイッチ/ユニバーサル基板/
FDK 圧電ブザー( EB4015B-28C150-24V )
0.29mmUEW 線 約1.5m/ロシア製D311 ゲルマニウム・ダイオード
1組 ¥2,500 数量限定     送料別
※秋葉原店で購入の場合は、必ず事前に来店日時をメールでお知らせくだ さい。
 当日では用意が出来ません。 翌営業日以降、PM4迄になります。

★ 簡 単 な 動 作 原 理
真ん中の同調コイルで40kHz/60kHzに同調された信号は検波用コイルに誘導されます。
誘導された電圧がD311ダイオードで検波され、赤リード/黒リードとの電圧が1.5-2Vから電子ブザーを駆動できます。
つまり、この電圧が得られる場所まで移動すればモールス符号もタイムコード信号も観測が出来るという仕組みです。

※タイムコード信号を観測するには、
赤リード/黒リードの電圧をオシロスコープで測定します。
 時間軸は0.5Sec または 1Secにします。


備考:検波されたタイムコード信号をオシロスコープで観測すると、0/1信号になっています。
パルス幅は一定では無く、秒単位で設定されています。
検波された信号の電圧が電子ブザーの駆動電圧を超えるとブザー音がなります。
※電圧が高くなりすぎるとブザーが壊れる可能性が有るので、動作電圧の範囲が広いものを使用しています。
 本来はDC24V用ですが、低電圧でも動作するのを確認済みです。 送信塔直下でも壊れないと思います。

◎この部品セットを組立てても送信所から遠く離れている場所では100%聞く事は出来ません。
    送信所の近傍である強電界地区しか実用的ではありません。
    外部アンテナ端子にアンテナを接続する事で、受信距離が伸びる事がありますので近郊で実験してみてください。
   
40kHz:福島県田村市 おおたかどや山
    60kHz:佐賀県佐賀市富士町/福岡県糸島市境界の羽金山

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●最初に60kHzバー・アンテナの改造から始めま す。

受信機用にするために同調周波数調整モニター用/外部アンテナ接続用と検波コイルを設けます。
左の検波用は0.29mmUEW線を30回ほど巻きます。   巻数は実際に受信して最終決定してください。
※使用していないピン端子に半田付けします。
※UEW線は直接半田付け出来ますが、未経験の場合は事前に半田付けの練習をしてください。


両側にコイルを設けた画像
左側が検波用  右側は任意に設けて、同調周波数調整時のモニター用か外部アンテナ接続用にします。


部品を取り付け、完成した画像(
同調周波数調整時のモニター用/外部アンテナ接続用コイルが無いサンプル )
※部品セットとはゲルマニウム・ダイオードと切換スイッチが異なります。
 ネジ類、ゴム足、シールは含まれません。


●調整方法について
バー・アンテナは電波時計用で、メーカー出荷時に60kHz±300Hz程度に同調しています。
強電界地区では多少ズレていても受信出来るので、あまり神経質にならなくてもOKです。
60kHz側に120PFトリマが接続されていますが、今回は使用しないので部品セットには含まれていません。

40kHzはスイッチを40kHz側にして、120PFトリマを調整して合わせてください。
※1000PF + 220PF + 120PFトリマが40kHzに対応させる追加コンデンサです。
Sメーター付き受信機の場合は信号がピークになるように、Sメーターが無い場合は音量の大小だけで合わせることになります。
スペアナで合わせる場合はスパン幅を1kHz程度まで狭くしてピークに調整してください。

完成したら送信所の近傍に出掛けましょう!
●40kHz/60kHzの送信所の近傍(山の麓から敷地が100m位に見える場所)で試してください。
   40kHz:福島県田村市 おおたかどや山
   60kHz:佐賀県佐賀市富士町/福岡県糸島市境界の羽金山
●NICTに受信報告書を提出出来る要件を満たしています。
 BCL/JJYファンなら受信確認証をゲットしよう!


どなたか、現地見学ツアーを計画してください。



J J Y モ ー ル ス 参 考 動 画


40kHz / 60kHz JJY信号を受信した例     JJYモールスも聞くことが出来ます。
受信機は、ICOM IC-R8600を使用

西日本 60kHz  JJYのモールス信号が聞こえます。  60kHz  ← ここをクリック

東日本 40kHz   40kHz  ← ここをクリック




 https://jjy.nict.go.jp/QandA/reference/jushin_houkoku.pdfより抜粋した受信報告書の送付について

受信報告書の送付について 2019年8月改訂

情報通信研究機構(NICT)では、標準電波を受信してその受信報告書を送付していただいた方に受信確認証(ベリカード)を発行しています。
ただし電波時計によるものやemailによる報告は対象外としています。 受信報告書には以下の内容を記載してください。
記載内容に間違いや不備がある場合には受信確認証は発行でき ませんのでご注意ください。

1.受信周波数(40kHz または 60kHz、必ず別々にお願いします。)
2.受信地 (国内の場合は、県名、市町村名まで)
3.受信年月日
4.受信時刻 (必ず受信開始時刻と受信終了時刻を記載してください。)
5.受信設備 (受信機の型名、アンテナの形状)
6.受信内容 (標準電波には、毎時15分と45分にモールス符号で「JJY」を2回送信しています。
        必ずご確認のうえ、確認したことを報告書に記載してください。)
7.受信状態 (SINPOなどにより受信状態を評価してください。)
8.受信者氏名

SINPO:S・信号強度、I・混信、N・雑音、P・伝播障害、O・総合評価を5段階で表したもの。
たとえば近くのラジオ局の音声よりやや弱く、混信はないが雑音がやや聞こえ強弱もわずか 変化するという様な場合。
「35343」というように表します。
ただし明確な基準(お およそのものはありますが)はありませんので、ご自分の感覚で判断してください。

詳しい情報は、https://jjy.nict.go.jp 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)日本標準時グループのホームページで



猫型ロボットに内蔵した40kHz / 60kHz J J Y - S D R
Simple Diode Receiver
J J Y っ て 何 ? 研 修 用 展 示 機 材 非 売 品

これはJJY標準電波送信所がある近郊に出掛ける際に使用します。
無電源でモールス信号もタイムコードも確認出来るのが利点です。
近郊の学校などで、教材に使用するのもお勧めです。


タイムコードも観測出来る様に小型オシロスコープも用意



特徴はタケコプターのプロペラに



特徴はタケコプターのプロペラに



黄色い部分からJJYモールスが聞こえます。



タイムコード観測用3.5Φジャック → オシロスコープに接続します。



こんなタイムコードが観測出来ます。



外部アンテナを接続して、受信距離を少し延ばせるかな?

次回作は、40kHz/60kHz 1石( 黄鉄鉱 )受信機です。
2022年5月中旬に完成予定


首から下げられる小型版

送信所を間近に見る事が出来る近くに行けるなら、こんな小型版が軽くて便利。


重さ:35グラム







横にタイムコード出力



内部はこんな感じ  中央下に周波数切換のスイッチ
ばらした電波時計のバー・アンテナを流用、同調コンデンサはあらかじめ実測してトリマで微調整
60kHz側を微調整し、40kHz側は何もしないのにピッタリ合っていたので作業は簡単でした。




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