●40kHz / 60kHz 手動切り換えで各周波数に同調したバー・アンテナを装備
※外部アンテナ接続時にはカプラーとして動作
●信号強度が確認出来る簡易Sメーターを装備 ※本格的なメーターを採用
●JJY Engine Chipを搭載
●タイムコード出力に連動したLED点灯、JJYのモールス符号もモニター可能
●タイムコード確認用の出力端子を装備( オシロスコープ、レコーダー等に接続 ) 左側パネル
※併用する小型オシロスコープ DSO NANO PROの入力( 3.5mmプラグ )に合わせたジャックを装備
●単三型アルカリ電池2本を使用して長時間動作が可能( 後日、ACアダプターを採用するかも )
●ユニークな六角形のアクリル板上に組み立て、取っ手があるので持ち運びも楽々
●重さ:737グラム( 電池込み )
◎電波時計がなかなか時刻補正ができない場合、電波時計を設置している周辺のノイズの影響も調べることもできます。
※オシロスコープと併用すればより理解ができます。
◎JJY受信機として成立させるには、安定した電界強度が必要です。 室内で使用する場合は、屋外アンテナを推奨します。
◎この受信機を使用して国立研究開発法人 情報通信研究機構 JJY標準周波数局に受信報告書を提出できます。
2020年12月30日に完成したMODEL JJY-4060HEXA 60kHzを受信した動画 ここをクリックしてください。
2020年1月3日 都内中野区で屋外受信の様子
JR中央線 中野駅北口下車 徒歩数分で四季の森公園に出ます。
北口改札を出てすぐエスカレータで連絡通路に上がると右に中野サンプラザ、道沿いに黒いビル( NTT )の横を右手に進むと公園が見えてきます。
レ点マーク 道沿いで60kHz受信
動 画 道路沿いで騒音あり
帝京平成大学前の広場
帝京平成大学 入り口
広場では親子連れが多く遊んでいました。
Sマークに移動 帝京平成大学前の広場でも60kHz受信
動 画 JJYモールスにノイズが混入
Sメーター 42 X 50mm 取り付け穴径:38mm 新品の長期保存品を採用
modell と dbになっているのが惜しい!
2号機製作の為、Sメーターを探しています。
40kHz / 60kHz同調型バー・アンテナ / カプラーのコイル部分
下:40kHz / 60kHzカプラー
120 X 10mmフェライトを採用、巻線が細くてQ値が低め。
40kHz 6.19mH / Q値 92 60kHz 6.19mH / Q値 132
上:40kHz / 60kHzカプラー ●今回は、これを使用!
90 X 10mmフェライトを3本使用
40kHz 1.949mH / Q値 121 60kHz 1.949mH / Q値 171
同調用コンデンサ 左:60kHz用 右:40kHz用
計算値に合うようにコンデンサを実測し、トリマで微調整
コイルをつないで60kHz側は1発合格、40kHz側はコンデンサを追加して±50Hz以内に収まった。
配線完了後、最終の同調周波数を再度チェック
重要な部品選び
同調用コンデンサは容量さえ合っていれば良い!訳では無いので、適切な物を使わないと性能が得られない!
いろんなコンデンサがあるが・・外観は同じ 色も同じだけど・・
同調用に使う場合は、頭部分が黒くなっている物を選ぼう! 温度特性と高周波帯での性能が良い
黒くないのは低周波帯か電源回路部分に使うとか、用途を考えないと想定した性能が得られない。
後ろから見た画像
ブラックボックスの中にJJY Engine Chipが入っている
外部アンテナ使用時 → 同調型カプラー( 40kHz/60kHzを前面パネルで切り換え )
外部アンテナを使用しない時は、同調型バー・アンテナとして動作
必要な時のみ音を出すようにスイッチを取り付けてある
外部アンテナ端子 緑/黒はダイポール等 BNCコネクターに並列接続 どちらか一方を使用
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JJY-4060HEXA 左:Rom Ver.1 右:Rom Ver.2
右のVer.2はSメーターの目盛板が無いので1V電圧計を流用
40kHz JJY受信機の製作記事が紹介される予定です。
CQ hamradio誌別冊 QEX Japan誌 No.38 2021.2発売号に掲載予定
関連記事は下記ページから
http://hotspot-tanken.club/mpl/jjy/40k_rx.html