中波帯受信用 簡単チューナー 部品セット
販売予定数量が終了しました。
今後は部品がある場合のみの対応になります。

アンテナに接続し、目的の信号だけを強力に受信出来る様になります。
アンプを使用していないので、S/Nの良い受信が出来ます。

ダイポール、逆Lなどの他にアツデン ALA-10A / ALA-60Aなどの非同調型アンテナに利用出来ます。
自宅やキャンプ等で手軽に使えますよ。





回路図と言うより、配線図



この画像に含まれている部品一式 
普通封筒に入れて送る場合の送料

120 X 10mmバー・アンテナ 260PFポリ・バリコン( 延長シャフト・ネジ一式 )
6Pトグル・スイッチ BNCコネクター つまみ タカチ SW-130
 

製 作 手 順
1,バー・アンテナの改造をします。 


 改造前の外観



 コイルとホルダーを外します。 
 まずホルダーからコイルを外します。 リッツ線が切れやすいので慎重に!
 ホルダーをフェライト・ロッドから外す場合は接着剤で固まっている場合が有ります。
 ホルダーとフェライト・ロッドの隙間に細めのマイナス・ドライバーを差し込み、ゆっくり捻りながら
 力を入れます。 片側ずつ時間を掛けて慎重に取り外してください。

 注:真ん中の小さなコイルは通常は1個です。



 同調コイルと2次コイルを分けます。 上が1次コイルと右が外した2次コイル
 コイルの周りは水性ボンドみたいな物で固定してあります。
 ゆっくり慎重に引っ張りながら取り外してください。
 2次コイルのリッツ線は利用するので、捨てない様に。
 



1次コイルは同調用に使います。 ホルダーの真ん中部分に収まる様に少しずつほどいて調整します。
ここで使用した120 X 10mmのバー・アンテナのインダクタンスは500kHzで約370μH得られました。



両側にアンテナ・コイルを端から1cm位の位置に配置します。 ( 改造前の外観で右側のコイル )
2組必要なので、もう1つは分解した2次コイルを同じ様に巻きます。
見た目が悪くなっても、性能に影響しないので気にしない様に。
また、他から取り外したコイルを利用するのも手です。


裏側 バー・アンテナの下に両面テープとポリ・バリコンの配線はスズメッキ線を使用して固定しています。

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完成して、早速使えるかどうかチェック!

当店で販売している長波 - 短波帯スモール・アンテナ( 非同調タイプ )の出力と受信機の間に入れて特性を見てみました。
簡単な回路でも同調時は信号上下のノイズフロアが下がって聴きやすくなります。



558kHz ラジオ関西 スルー時


558kHz ラジオ関西  同調させた場合


594kHz NHK第一 スルー時


594kHz NHK第一  同調させた場合


693kHz NHK第二 スルー時


693kHz NHK第二  同調させた場合


810kHz  AFN スルー時


810kHz AFN 同調させた場合


954kHz TBS スルー時


954kHz TBS 同調させた場合


1134kHz 文化放送 スルー時


1134kHz 文化放送 同調させた場合


1242kHz ニッポン放送 スルー時


1242kHz ニッポン放送 同調させた場合


1422kHz ラジオ日本 スルー時


1422kHz ラジオ日本 同調させた場合


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