NPO法人 ラジオ少年の頒布品 
中波放送帯AMワイヤレスマイク キット  TX-1
LC発振から水晶発振に変更する改造記録

中波帯 → FM帯に移行の話題がありますが、FM帯で受信して音声出力をLINE入力してAM放送帯 - 短波帯まで送信可能です。


消費税が3%時代のキット


真空管6BA6/6BE6を使用した組み立てキットです。 入手時の画像
真空管は新品で、今では考えられない値段です。

2011年に入手して倉庫に放り込んでいました。
※ジャンク市で未組み立て品を500円で購入!
倉庫で捜し物の途中で見つけて久しぶりに通電テストをしました。
動作は問題ありませんが、アンテナがしょぼいので飛びません。
出力部に同調型バー・アンテナを接続して使いやすくしてみました。


回 路 図

電源を切った後にシャーシ内部を弄る際に感電しないよう、整流後に+B/アース間に100kΩ/3Wブリーダー抵抗を接続。
また、底板が無いので感電とショート防止用のアクリル板を取り付けた。




組 み 立 て 後 の 改 造 迷 走 記 録


現 在 の 外 観

ホイップ・アンテナを作ってみました。



この状態でPanasonic R-P30 スーパー・ヘテロダイン式ラジオで8cm位の飛距離!



9cmフェライトにセラミック・トリマで同調型バー・アンテナに変更

ケースが小さいのとL型コネクターで垂直に取り付けるため、SMAオス/メス延長コネクターを使用。

肝心の距離は50cm程度まで改善し、机において使うには十分か?

SMA/L型コネクターの接続部分 ※フタが無い!  →2026年1月25日フタを発見!

延長コネクターは4cm   これを持っている人はかなり少ないはず!



最初から真空管は付いていたが、6BA6 / 6BE6の予備球もあるので安心



2026年1月11日現在の外観     電源投入前



特徴:電源投入後、ヒーターが温まる約15秒後に送信開始 / 送信中はON AIRライトが点灯!
音源を使用する場合、マイク入力ではなくライン入力にしています。 この場合は6BA6は抜いてもOK!
※このクリスタル・マイクは使わずに袋に入れたまま。
ライン入力端子に8Ωスピーカー出力を繋げられるように8Ω:1.3kΩのトランスを内蔵させた。 
その結果、小さな音声入力でドライブできるようになった。


LC発振から水晶発振方式に切り換えた。
※LC回路は配線を外し、水晶振動子をプレート/グリッド間に接続

585kHz水晶発振子のチェック OK!

中波帯をカバーする手持ちの水晶発振子は1MHzと1.3MHzしかなかったが、HC-6/u型の585kHzが入手出来た。
585kHzは
各地のNHK局で使われている周波数で、9kHzステップのデジタル同調式ラジオだと同調が楽です。
水晶ソケットを追加する事で、対応出来る周波数が拡がった。


発振コイルの横にHC-6/u型ソケットを取り付けた。
※最近はFT-243や
HC-6/u、HC-25/uのソケットを探すのが一苦労です。
従来の発振コイルは配線変更するだけで、取り外さないでそのままにします。
出力は非同調なので、水晶周波数は短波帯も可能。 ※RFCの調整が要るかも。
ビニール線をアンテナ線として使うと、非同調なので高調波が観測される。
微弱出力/約1mWなのでまず問題にならないと思うが、気になる場合はフィルターを接続します。


非同調そのままの波形




同調型バー・アンテナも585kHz用に再製作

今回は160mmフェライトを使用し、他の周波数でも使える様に可変同調型にした。
同調範囲は520kHzから3MHzまでなので、発振周波数を変更しても対応できる。



このアンテナを使用した場合の高調波の様子  -50dBcくらいは取れている。


追加


◎水晶が抜けないよう、抜け防止金具を取り付けた。  HC-6/Uソケットもそうだが、この金具もなかなか見かけない。


FT-243型ソケットを追加     HC-6/UかFT-243のどちらか1つを挿して使用。
※このタイプのソケットはなかなか見かけなくなっていて入手が難しいです。
 お持ちの方はいませんか?


手持ちの中波放送帯から短波帯で使える水晶発振子  手持ちの一部

◎アンテナコネクターにBNCメス型を追加した。



◎短波帯アンテナ  同調範囲 3.0 - 21.0MHz
 長さ10cmの短波帯用フェライトを使用
   ※このTX-1の出力回路は非同調で、オリジナル回路図のLC発振ではうまく発振します。
  水晶発振子は物によって相性が有り発振しなかったりします。
  回路定数を適切にすれば問題解決ですが時間短縮で、このアンテナを使用すれば発振したり高調波低減します。
  現在、手持ちの12MHz台のFT-243型水晶で動作確認できています。
  他のFT-243型は、4500kHz 6MHz台 10MHz 3.5MHz台も確認済み。




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