今 村 家 の 自 作 ラ ジ オ

ホットスポット探検専用の無電源ラジオ


2014年12月30日実施の第2回ホットスポット探検隊に間に合わせるべく、急遽、製作しました。

2014年 12月4日に中野のスポットに行った際の経験や反省点などを踏まえ、ミズホ通信研究所「MOSFET無電源検波ラジオ」の部品セットなどを購入、
いくつかの試作をしながら仕様を決定しました(将来の改造も考慮してバラックで組んでいます)。
バリコンは、手持ちにあった360PF程度のエアバリコンを使いました。

<特徴>
(1)検波:MOSFET(1種ALD212900PAL)&ダイオード(2種類)の3段切り替え
(2)簡易Sメーター:検波後の、@電流100uA、A電圧(1.8vfs程度)、B測定なし、の3段切り替え
(3)アンテナ:18センチ長フェライトバー+リッツ線コイル
(4)音声出力:トランスによるインピーダンス・マッチング

使い方としては、まず、メーターを「測定なし」に、検波を「MOSFET」にしておいて電波を捉えます。
受信できたら、必要に応じて検波やメーターを切り 替えます(MOSFETは微弱な電波もしっかり聞かせてくれますが、
電流/電圧の測定モードでは、どうしても受信音声が小さくなります)。

このセットは選択度が高いのか、普通の選局ツマミでは電波が弱い時など、放送局を通り過ぎてしまうため、バーニアダイヤルを使いました。

外部アンテナ端子はつけていません。
自宅では、アンテナ&アースに繋いだバーアンテナとカップリングさせて放送を楽しんでいます。トランスがあるので、
ステレオヘッドホンもとても良い音で鳴ってくれるのですが、いつもは「 イヤ”ホーン” Ear-horn 」につないで鳴らしています。






<中野ホットスポットにて>
このセットでは、これまでのゲルマラジオでは経験できない驚くような聞こえ方をします。
モニュメントのところなど、ダイオード検波で85uAまでメーターが振れました。
現在、このセットをベースにした第2弾を製作中です。




短波用ゲルマラジオ
これは、ある程度実用的な短波帯ゲルマラジオを目指した試作です。
バリコンはポリバリコン( 260PF )、検波はダイオード( 1N60 )です。

<特徴>
(1)アンテナコイル、同調コイル、トラップ用コイルの3部構成
(2)コイル:リッツ線( 0.08×30本 )のバスケット巻き
(3)出力ジャック:クリスタルイヤフォン用と、低インピーダンス・ヘッドフォン用の2つ

計算上の同調範囲は2〜15MHz程度の周波数帯ですが、性能的・操作的な実用範囲は3〜9MHz帯の範囲だと思われます。
ラジオ日経の3MHz帯、6MHz帯、9MHz帯が、すべて受信できています。

もちろん短波帯ですから、受信状況は、季節や日・時間帯によって大きく変わり、フェージングもありますので、
常に実用的に聴取できるというわけではありません。
一方で、選択度はまあまあ満足いくもので、何かと話題になる北京放送も日常的にはそこまで気になりません。
どうしても気になる場合は、”トラップ”を使って「消してしまう」ことができます。

<中野ホットスポットにて>
今回、このラジオを中野ホットスポットにも持参してみたのですが、短波帯ではうまく受信ができませんでした。


次回から登場か?   とらや1号
18cmフェライトバー X6本( 180 X 28 X 20mm )
リッツ線0.06 X 200本 /1次58回巻・2次10回巻



多バンド型ゲルマラジオ+バスケット・コイル



このラジオは、もともと、マイクロインダクターを活用した短波受信用ゲルマラジオとして製作しました。
その後、簡易的なSメーターをつけたり、外部コイル(ホルマル線などのソレノイド・コイル、リッツ線のバスケット・コイル)などを接続できるようにした り、
せっかくなので並4コイルを装着して中波帯も聞けるようにしたり、と改造に改造を重ねて今の形になりました。

<特徴>
(1)簡易的Sメーター(検波後の電圧/測定なし、の2段切り替え)
(2)受信バンド切り替え(内部2バンド:短波帯3-12MHz程度・中波帯の固定/外部1バンド:任意)

「マイクロインダクター+外部アンテナ」の組み合わせでは、夜間、バリコンのどこを回しても北京放送が聞こえてくることがありますので、
外付けのコイル&アンテナコイルで、カップリングさせると大幅に改善されます。


<中野ホットスポットにて>



今回、探検隊での活用として、写真のようなバスケット・コイルとの組み合わせで中波帯を聞いてみました。

バスケット・コイルが比較的大きいからでしょうか、中野のホットスポットでは、予想通りアンテナ不要で普通に放送が聞こえます
(ループアンテナとして機能してるのでしょうか)。
前回の調査では時間が足りずに(やることが多くて慌てていたのもありますが)、付属の並4コイルやマイクロインダクターでの試聴などをしていません。
今後の機会の中で、もう少し探求してみたいと思います。

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