探検隊員の技術と知識向上に役立つ様、部品や測定器の貸し出しも行っています。
送料等は自己負担です。
貸 し 出 し 条 件
使用した際のレポートを出す事
自作した無電源ラジオに使用した感想を、Blogやホームページ、雑誌の記事に投稿するのは歓迎します。
( 実名明記のページに限定します。)
検
波 用 鉱 石 G e ゲ ル マ ニ ウ ム・ダ イ オ ー ド
S i シ ョ ッ ト キ ー・ダ イ オ ー ド
単 結 晶 シ リ コ ン ( 純度99.9999% )
鉱 石
左から ZINC / 亜鉛 PYRITE /
黄鉄鉱 Galena / 方鉛鉱
PEACOCK COPPER / 孔雀銅鉱
ショットキー・ダイオード
上:1SS99 下:1SS16
単結晶シリコン( 純度99.9999% )

鉱石は検波出来る場所が時々で変わるのに対し、これはどこでも検波します。
ダイオードの比較は耳で聞いて比較するだけでなく、スイッチで切り替えて検波電流を比較すると良いです。
定番の鉱石やダイオード以外にも身近な物が検波デバイスにあります。
現代版・鉱石ラジオの勧めとして CQ出版社 QEX Japan誌 No.20( 016年8月19日発売 )に記事を掲載しています。
マ
グネチック・レシーバー ダイナミック・ヘッドホン
クリスタル・イヤホン 国産セラミック・イヤホン
ホーン・スピーカー
Ω オーム
抵抗? インピーダンス? どっち?
マグネチック・レシーバーはコイル巻き線の直流抵抗を表示しています。
テスターの抵抗レンジで測定が出来ます。
ダイナミック・ヘッドホンはインピーダンスを表示しています。
セラミック・イヤホンは実質コンデンサと同じなのでテスターでは絶縁抵抗だけ、キャパシタンス測定機能があれば
キャパシタンスを測定出来ます。
インピーダンスを測定するには、インピーダンス計、LCRメーターなどを使用します。
廉価品は周波数固定が大半なので、自分の用途に合わせて適切な測定器を用意する必要があります。
マグネチック・レシーバーは鉱石ラジオやゲルマニウム・ラジオにはデザイン的に最適ですが、
程度の良い物はだんだん入手が難しくなっている様です。 100年程の歴史があるレシーバーです。
感度が良いと言われるマグネチック・レシーバーも、ハイ・インピーダンス型のダイナミック・ヘッドホンには及ばないと思います。
ハイ・インピーダンス型のダイナミック・ヘッドホンも入手が難しくなってきているので見かけたら是非1本は確保すると良いです。
マグネチック・レシーバー
鉱石ラジオに似合うのは、やはりマグネチック・レシーバーです。
100年の歴史があり、今でも現役で使える物があるそうです。
完動品で程度が良い物なら、購入しましょう。
全体に小さめの物が多く、頭をきつく押さえられる感じが強く疲れます。
ダイナミック・ヘッドホン
左:SONY DR-1C 50年前 1960年代 ソニー初のヘッドホンです。 これは貸し出し不可!
DR-1A( 8Ω ) と DR-1C( 10kΩ )の2種類が有ります。
右:SONY DR-3C
DR-3A( 8Ω ) と DR-3C( 10kΩ )の2種類が有ります。
他に、聴き比べ用にELEGA( 藤木電器 )製 業務用ヘッドホンを用意しています。
左:ELEGA DR-531 10Ω 右:ELEGA DR-592A 10kΩ
左:ELEGA DR-531 10kΩ 右:ELEGA DR-631 10kΩ

ホーン・スピーカー
無電源ラジオでスピーカーを鳴らしたいという希望者は多い様です。
ホーン・スピーカーは効率が良く大きな音が出ます。
その反面、若干硬めの音質になる物が多い様に思います。
TOA SC-705A( 8Ω )探検隊仕様:赤色 SC-705A( 10kΩ )

国産セラミック・イヤホン クリスタル・イヤホン
台湾製セラミック・イヤホンと国産の違い、セラミック・イヤホンとクリスタルの違いが体感出来ます。
頑張って工夫した無電源ラジオも、最終的な評価はイヤホンなりレシーバーが良く無いとがっかりします。
自分好みの音質を手に入れる参考として・・・