黄 鉄 鉱
方鉛鉱、黄鉄鉱等はラジオの検波に昔から使われています。
検波出来るポイントを針等で探るので、探り式と呼ばれています。
鉱石によってはポイントが見つかりにくい、検波出力が小さい等の短所もありました。
ドラえもんの
どこでもドアじゃ無いけれど・・
どこでも検波できる純度99.9999%ポリ・シリコンを使ってみました。

こんな形もあるけれど、固定方法が面倒なので・・・

固定しやすい円形の物を使いました。
ドイツの某社半導体工場でシリコン製造過程の最終段階で出来る単結晶シリコンです。
これを薄くスライスしてシリコン・ウェハーにします。
純度99.9999%なので、どのポイントでも検波が出来ます。
接触させるポイントにより、順方向電圧は0.3 - 1.5V程度まで変化します。
厚みがあるので、固定するのは楽です。

海外の鉱石探り式ラジオ
Note:Reference destination of a picture 画像の参照先は、下記URLです。
http://crystalradioclub.co.uk/groberts.htm

回 路 図
ゲルマニウム・ダイオード D311とポリ・シリコンの切り換えが出来ます。
1次側コイルで検波か、2次側で検波かを切り換える事で、同調コイルの最適な方式を体感出来ます。

完 成 し た 外 観

探り部分は、ネジで少しテンションを掛けて接触させています。

裏 側 ポリ・シリコンは3点留め
右上の緑、黒のターミナルは外部アンテナ端子